夏になって雷が増えてくると、家の家電は大丈夫かな?なんて思いますよね。
しかし、対策が後回しになってしまっていませんか?
今回は、自宅でも簡単にできる雷サージ対策をご紹介します。
雷サージとは
雷サージは、雷の影響により発生する過渡的な異常高電圧、すなわち「雷大波電圧」(雷サージ電圧)、その結果流れる過渡的な異常大電流「雷大波電流」(雷サージ電流)のことをまとめていう。
Wikipediaより
難しい言葉が並んでいますが、簡単に言うと「雷の強力な電気」のことです。
この雷サージは、電気で動くものに大きな影響を与えます。
家の中だと、テレビやパソコン等の家電が壊れてしまったりすることがあります。
パソコンの大事なデータが、一瞬の雷で吹き飛んでしまう可能性があるのです。
いざという時のために、雷サージの対策は必要になります。
また、雷サージには「直撃雷」と「誘導雷」の2種類があり、直撃雷のほうが電圧が高いです。
あまりにも電圧が高いので直撃雷の場合は、コンセントを抜くしか方法はありません。
ほとんどの場合は、誘導雷の被害です。
この記事では、誘導雷の対策を紹介しています。
雷サージの侵入経路
雷サージはコンセントから入ってくるものだと思っていませんか?
実は、雷サージはアンテナ線や電話線などの外と繋がっているもの全てから侵入してきます。
elecom公式サイトより
コンセントだけの対策では不十分です。
アンテナ線からの雷サージ対策ができる製品も販売されています。
雷サージを防ぎたい機械に合った対策グッズを買いましょう。
間違った方法
雷が近づいてきたらブレーカーを落とせばいいよね
この対策方法は誤りです。
雷の電圧はとても高いので空気中を伝わります。
なので、ブレーカーを落としていても、離れた接点の間の空気を伝って雷サージが家中のコンセントにいきわたってしまうことになります。
正しい方法
コンセント
コンセントの雷サージ対策グッズは多く売っています。
どれでもいいことはなく、よく製品の詳細を見ないと効果が薄い場合があります。
特に注意すべき点は、最大サージ電圧です。
最大サージ電圧とは、その製品が受け止めきれる電圧の限界だと思ってください。
この数値が低いと、いざ雷がきても意味をなしません。
購入する時は、なるべくこの数値が高いものを選んでください。
おすすめは、
この商品です。
この雷サージ対策タップは、60,000Vの最大サージ電圧を持っています。
市販されている雷サージ対策タップの中では、かなり高い数値です。
アンテナ線
テレビやパソコンのTVチューナーに繋がっているアンテナ線からも、雷がやってきます。
アンテナ線からの誘導雷を守ることができる雷サージ対策タップはすくないです。
その中でもおすすめなのは、
この商品です。
実際に私も使っていますが、テレビ視聴には何の問題もなく使えています。
テレビは高い製品が多いので、事前に付けておくと安心です。
抜く
色々な製品を紹介してきましたが、どうしてもお金をかけたくない人は「とりあえずコンセント・アンテナ線を抜く」のが一番の対策です。
ブレーカーを落とすだけでは効果はないですが、物理的に抜いてしまえば雷の電流が流れてくることはないはずです。
ただし、外出中に雷が来る場合もあるので早めに雷サージ対策タップを買うことを、おすすめします。
まとめ
電気学会によると、雷による被害総額は、2000億円にもなるそうです。
雷で家の中の家電が壊れるのは、家計的にも辛いですよね。
そうならないためにも、予防として雷サージ対策をすることをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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